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《わたしを形作るもの》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト2/赤 [メイン/自分] 自分の捨て札置き場にある『ココロコネクト』のキャラを12枚までデッキに戻し、デッキをシャッフルする。その場合、自分のキャラ1枚は、ターン終了時まで+20/+20を得る。 (今までの自分の歩んできた道を否定すれば、今の自分を否定することになる。それは、したくないから。) ココロコネクトで登場した赤色のイベントカード。 自分の捨て札置き場にある『ココロコネクト』キャラを12枚までデッキに回収してシャッフルし、自分キャラ1枚のAP・DPを20上昇させる効果を持つ。 回収と強化を同時に行える。 任意枚数なので12枚未満でも発動でき、回収を行わず強化だけ行うことも可能。 最大枚数が多いため、<デッキデス>対策としては優秀。 <ココロコネクト>になら採用して損はないだろう。 カードイラストは第13話「この五人がいれば」のワンシーン。フレーバーはその時の伊織のセリフ。 関連項目 回収 収録 ココロコネクト 01-103 編集
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《カナ・アナベラル》 No.1608 Character <第十七弾> GRAZE(0)/NODE(2)/COST(1) 種族:幽霊 (自動α): 〔このキャラクター〕が戦闘によって決死状態になった場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、攻撃力が3以下の「種族:幽霊」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。 攻撃力(3)/耐久力(1) 「あなた、足、無いわよ」 Illustration:きゃっとべる コメント 収録 第十七弾 関連
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魔界の神「神綺」 魔界の神「神綺」 キャラクター シンボル:白 必要コスト<白:4 無:3> 攻撃力:7 耐久力:8 属性:神 カリスマ 《自動》:このカードは、相手の目標にならない。 【白:6】自分のデッキを全て見て、その中にあるエンチャントF1枚を抜き出し、活動状態で場に出す事が出来る。その後、自分のデッキをシャッフルする。 「」 illus:ふぇっちー コメント 自動能力により相手からの目標に一切ならない。目標を取るスペルやテキスト効果は完全にシャットアウトされる。7/8というスペックも、強力な7/7勢を打ち落とせるため都合が良い。 目標にならない能力がカリスマの上位互換に当たるため、カリスマは実質的には効果を発揮していない。神槍「スピア・ザ・グングニル」のようなカリスマを持っているかが条件に問われる場合のみ意味を持つ。 エンチャントFを場に出すという個性的なテキスト能力を持っている。1枚挿しのエンチャントFでもデッキから引っ張り出せるため、斬新なデッキ構成が出来るかもしれない。 ただコストが真っ白なため他色のエンチャントFを入れるのは少し悩ましいところ。 一見すると除去出来ないように見えるが、実際には除去手段は結構ある。 審判「ラストジャッジメント」でまとめて流す 結界「動と静の均衡」や結界「光と闇の網目」で相手に廃棄させる 華胥の亡霊「西行寺 幽々子」と交戦でターン終了時に廃棄 妨害エンチャントCは全般的に目標を取っていないので「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」、蛙狩「蛙は口ゆえ蛇に呑まるる」、無意識の住人は有効。 ただ、普通のキャラに比べ遥かに除去耐性が高いのは確か。 関連
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《水嶋 沙依理(079)》 キャラクターカード 使用コスト0/発生コスト1/緑/AP10/DP10 【制服】/【藤女生徒会】/【メガネ】 このカードは、自分の『恋愛ラボ』のキャラのコストとして使用する場合、発生コスト+2を得る。 このカードが登場した場合、相手のデッキの上のカード2枚を捨て札にする。 (金回りのいい男は。) 恋愛ラボで登場した緑色・【制服】【藤女生徒会】【メガネ】を持つ水嶋 沙依理。 『恋愛ラボ』キャラのコストにした時に発生コストが2増える効果、登場した時に相手のデッキの上のカード2枚を捨て札にする効果を持つ。 『恋愛ラボ』キャラ専用の発生コスト3カード。 コスト3の『恋愛ラボ』キャラをこのカード1枚で出せる。 手札コスト・ポイントコストの両方で使えるので強力。 また、2枚分のデッキ破壊が可能。 <デッキデス>なら採用して損はない。 《倉橋 莉子(004)》《真木 夏緒(021)》《棚橋 鈴音(043)》《榎本 結子(047)》とサイクルをなし、1つ目の効果は全て同じ。 また、2つ目の効果は《真木 夏緒(029)》と全く同じ。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第5話「こちら藤女恋愛放送局」での沙依理のセリフ。 関連項目 《倉橋 莉子(004)》 《真木 夏緒(021)》 《棚橋 鈴音(043)》 《榎本 結子(047)》 《真木 夏緒(029)》 収録 恋愛ラボ 01-079 パラレル 恋愛ラボスターターデッキ 01-079 編集
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No.1011 夜雀「真夜中のコーラスマスター」 Node 6 / Cost 3 ミスティア・ローレライ Spell - プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 / 瞬間 【ラストスペル】 〔あなたのデッキ〕を全て見て、必要ノードがX以下の、「種族:妖怪」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。Xはあなたのノードの枚数に等しい。 その後、デッキをシャッフルする。 (自動β)〔このカード〕を相手キャラクターの攻撃に対する直接の干渉でプレイした場合、この効果で場に出るキャラクターにその攻撃を防御させる事を選択出来る。 2012年8月7日 Q.No.1016 月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」やNo.1011 夜雀「真夜中のコーラスマスター」が持つ (自動β)〔このカード〕を相手キャラクターの攻撃に対する直接の干渉でプレイした場合、 この効果で場に出るキャラクターにその攻撃を防御させる事を選択出来る。 という効果で防御させる事を選択するのはどのタイミングでしょうか? 1.プレイ時2.解決開始時3.キャラクターカードを場に出す時 A.QA-216同様、プレイ時に選択します。 2012年7月9日 Q.このスペルをルナ級セキュリティでプレイしたものとして解決した場合、 自動βの効果で相手の攻撃を防御することができるのでしょうか? A.防御させるこは出来ません。 プレイしたものとして解決はされますが、「直接の干渉でプレイした場合」が満たされていない為です。(11/20の記事で訂正) 2012年7月9日 Q.月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」と夜雀「真夜中のコーラスマスター」は 攻撃に対する直接の干渉でプレイした場合、この効果で出したキャラクターに防御させることを 選択することができますが、このときキャラクターはスリープになりますか? A.はい、奇襲と速攻をもつキャラクターと同様にスリープになります。(「防御させる」というテキストの為)
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龍宮の使い 龍宮の使い 条件:衣玖1 配置:リーダー 呪力2 このサポートは、『衣玖』にのみ配置できる。 [充填フェイズ/攻撃時]呪力1 自分のデッキ の上から1枚を手札に加える。 自分の手札 から好きなカードを1枚抜き出し、それを自分のデッキの一番上に置く [充填フェイズ/攻撃時]呪力2 このサポート を捨て札置き場に置く。 自分のデッキ を公開し、下から1枚を手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。
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Permanent Card 忍者装束 阿羅耶識 2F/0C ≪このキャラクター≫はアスリートを得る。 ≪このキャラクター≫は『阿羅耶識』のファクターを1つ持つ。 あなたのメインフェイズ開始時に、あなたの手札またはダメージ置き場にあるこのカードを捨て札することが可能。その場合、≪あなたのデッキ≫の中から『阿羅耶識』のキャラクターカードを1枚探してアクティブキャラクターとしてセットし、そのデッキをシャッフルする。 No.2549 Rarity UC Illustrator 天草帳 Expansion 修行者の魂 カード考察 アンコモンながらにしてサーチ効果を持つ超強力なカード。 アビリティにより、最速で先攻1ターン目のメインフェイズ開始と同時にデッキからキャラクターカードをサーチ可能である。その場合、ファクターは必要ない。 修行者の魂発売直後のリセ5周年&アクエリ10周年記念感謝祭(2009.12.13)で行われたアクエリアンサバイバルトーナメント3 on 3 II 入賞者デッキに採用され、早くも注目され始めている。 効果は大変地味なものであるが、 メリット ①好きなキャラをアクティブキャラとしてセットできる。 ②デッキのキャラが1枚減る→ダメージソースがデッキに増える。 ③デッキの内容を確認することができる。 ④ダメージにおくことがコスト(効果)のカードを使用した場合、 ダメージに置いたこのカードの効果を使用することができる。 ⑤任意のアイコンをパーマネントとして使用することで与えることができる。 ⑥同上・・・、ファクターを1つ増やすことができる。 こう書くとめちゃくちゃ強い。入れない理由がわからないくらい凄いカード …と某有名プレイヤーのブログでは語られているほど。 貴方のデッキにも採用を検討してみては如何だろうか。 ○類似カード セーラー・スーツ 魔法のローブ ビッグフットスーツ 騎士の鎧 エンジェリック・ウイング
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前へ戻る。 次へ進む。 遊義皇トップへ 小説置き場に戻る (作者視点) 大阪のとあるキャンプ場、いつもならば親しい人間同士のバーベキューやカレー作りの音が聞こえてきそうな秋の夕暮れ。 だがしかし、今日に至っては何かが震えるような奇な音が幾重にも轟いていた。 その音源はいえば、ふたりの決闘者の周囲をグルっと取り囲んでいる十数名の山伏風の白装束を着た男女だ。 年齢こそバラバラだが、全員が同じ『聖耳法堂連合万歳』と書かれたハチマキを額に巻き、三味線を軽快に弾いている。 べんべらべんべかべんだべっん べんだらだったべんだらべっべん 一縷の狂いも無く、全く同じタイミングでエンドレスで演奏される音楽は、その中央に居る2人……、 現在対戦中のデュエリスト、ウォンビックと鵜殿 八兵衛に全く異なる影響を与え続けていた。 「んん~、この音響、たまりまへんなぁ、耳が洗われるようですわ。 あんさんもそう思いますやろ?」 和服に身を包んだ決闘者、鵜殿 八兵衛は楽しそうに対戦相手、ウォンビックに問いかけたが、ウォンビックにそれに答える余裕は無い。 「あ……う……がぁ……ッッ。」 「ブラックマイン様ッ! ブラックマイン様ァぁっ!」 泣きじゃくるトガを横目に、身長240センチメートルの巨漢は方膝を大地につけ、その顔は苦痛の脂汗がじっとり浮かんでいる。 「これぞぉぉぉぉ、」 「我等、聖耳法堂連合が秘技。」 「汚耳慈振陣っ!」 三味線を弾きながら器用に叫ぶ白装束たち。 だが、それにツッコミを入れる余裕はウォンビックにもトガにもない。 汚耳おじ・慈振陣じしんじん――、 聖耳法堂連合という耳掃除に狂った集団が編み出した、これまた狂った技だ。 この技自体は歴史的にはそう古い物ではなく、60年前にある耳掃除を愛する芸子が『汚れし耳は良き音によって清め、聖耳に至るべし。』という信念によって研究・開発し……、 ―――と、始点から語ればとても冗長となるので省くが、つまるところ、この技は複数の三味線を同時に演奏することで特殊な音波を作り出す技である。 そしてその音波は耳カスが溜まった耳には凄まじい騒音に聞こえる、という技らしい。 常日頃多忙で、数年間耳掃除をやっていないウォンビックはこの技を直に受け、不秩序で混沌とした大音量のオーケストラ地獄に捉えられていた。 ――むろん、騒音といってもただの音であり、耳を塞ぐとかすればなんの問題もないのだが………ウォンビックはゲーム開始から100ターン以上、耳を放置している。 「ブラックマイン様、耳をふさいでくださいっ! 相手のプレイは私がジェスチャーで伝えますっ!」 「何度も言わせるな、トガ。 デュエル中、相手の言葉を聞き、その上で判断を下すのは当然のマナーだ、とな。 相手が音楽を聴いているというだけで、それを覆すことはできん。」 「何がマナーですかっ、敵はブラックマイン様を攻撃してるではないですかっ。 敵の狙いは明らかにブラックマイン様の妨害ですッ、現に……ブラックマイン様は……」 言い難そうに言葉詰まるトガ。 「自分でも信じられん。 まさか、この程度の音で……プレイングミスを連発するとはな。」 ロック系列のデッキによるデュエルというのは、通常のデッキに比べてお互いの手札が増えやすいので取れる戦術の幅が増えていく。 故に、相手のプレイングから敵方の戦法の裏の裏まで慮る……つまり、観察・洞察・推察を行使する集中力が必要となる。 だがしかし、この騒音の中ではその集中力には波が生じ、3時間超の長期デュエルではプレイングミスも生じるという物。 鵜殿 八兵衛のターン ウォンビック・ブラックマイン:ライフポイント:3200 手札6枚 デッキ枚数・42枚 モンスター:きつね火 綿毛トークン 魔法・罠:伏せカード 伏せカード 鵜殿 八兵衛:ライフポイント:6200 手札6枚 デッキ枚数・1373枚 モンスター:おジャマトークン おジャマトークン 第一時刻守 シネ 第五時刻守り シンタツ 魔法・罠:十二方天護寺 ヤクシデラ(フィールド) 伏せカード 伏せカード 伏せカード きつね火 火属性 炎族 レベル2 ATK300 DEF200 表側表示で存在するこのカードが戦闘で破壊されたターンのエンドフェイズ時、 このカードを墓地から自分フィールド上に特殊召喚する。 このカードは生け贄召喚のための生け贄にはできない。 綿毛トークン 風属性 植物族 レベル1 ATK0 DEF0 (トークン) 第一時刻守り シネ 光属性 獣族 レベル4 ATK2200 DEF200 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 エンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「時刻守り」と名の付くカードを2体までをデッキから特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 第五時刻守り シンタツ 炎属性 ドラゴン族 レベル4 ATK1400 DEF1000 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、このカードより攻撃力の低いモンスター1体を破壊する。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第六時刻守り シミ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) おジャマトークン 光属性 獣族 レベル2 ATK0 DEF1000 おジャマトークンが破壊された時、コントローラーに300ポイントのダメージを与える。(トークン) 十二方天護寺 ヤクシデラ フィールド魔法 このカードが存在する限り、お互いのメインフェイズ1をスキップする。 相手ターンに1度だけ、お互いのプレイヤーは自分のフィールド上に存在する「時刻守」と名の付くモンスターをデッキに戻すことで、 そのカードに記されているモンスターをデッキから特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) リビングデッドの呼び声 永続罠 自分の墓地からモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。 「私のバトルフェイズどす。 〔シンタツ〕でダイレクトアタック。」 第五時刻守り シンタツ 炎属性 ドラゴン族 レベル4 ATK1400 DEF1000 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、このカードより攻撃力の低いモンスター1体を破壊する。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第六時刻守り シミ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 竜頭の亜人モンスターは奇声をあげながら、壁モンスターを跳躍によって飛び越え、ウォンビックの腹にパンチを浴びせた。 だがしかし、いかに屈強なモンスターといえど、パンチ一発で身長240センチのウォンビックを弾き飛ばせるはずも無い。 ウォンビック:LP3200→3100 しかし、それでも竜頭のモンスターは不敵に笑って見せた。 「〔シンタツ〕の効果発動どす。 この効果で私のフィールド上の〔おジャマトークン〕を一体駆除します。」 おじゃまトークン:フィールド→消滅(トークンは墓地に行かない) 鵜殿:LP6200→LP5900 「続くは、〔シネ〕の直接攻撃……こっちも100ポイントどす。」 「っちぃ……!」 前歯の出たげっ歯類の獣人(おそらくモチーフはハツカネズミ)のモンスターも先ほどの竜頭のモンスターと同じく、ウォンビックに深い傷は与えられなかった。 ウォンビック:LP3100→3000 「そして、ターン終了(手札6・伏せ3・発動中1)……ここで〔シンタツ〕の効果発動……デッキから次なる時守り、〔シミ〕を特殊召喚します。」 第五時刻守り シンタツ:フィールド→デッキへ 第六時刻守り シミ:デッキ→フィールドへ 第六時刻守り シミ 風属性 爬虫類族 レベル4 ATK1200 DEF1200 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、大蛇トークン(爬虫類族・地・星3・攻/守1500)を1体を特殊召喚する。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第七時刻守り ゴウマ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) フィールドの竜頭のモンスターが消え去り、代わって舌をチョロチョロと出すヘビ顔のもモンスターが現れた。 これこそ、時刻守り十二支シリーズの真骨頂。 干支になぞらえた十二体のモンスターが次々と移り変わり、変則的な効果で攻める。 だがしかし、五の次は六であることから分かるとおり、あくまでも時間の順序は正確であり、12種全てを暗記していれば次の攻撃パターンも読める。 ――鵜殿の切り札、〔第一時刻守り シネ〕さえなければ。 「続き、〔シネ〕の効果発動……そうですね、〔第十二時刻守り ガイイ〕と〔第五時刻守り シンタツ〕を召喚します。」 ネズミ獣人と入れ違いに出てきたのは、さきほど消えたはずの竜頭のモンスターと、見覚えの無い人の上半身に、イノシシの頭と下半身を生やした二足歩行モンスター。 第十二時刻守り ガイイ デッキ→フィールド 第五時刻守り シンタツ:デッキ→フィールド 第十二時刻守り ガイイ 風属性 獣族 レベル4 ATK100 DEF2400 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールド上に存在するセットカードを全て破壊する。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第一時刻守り シネ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 時間は順序どおりにしか動かない、だがしかし、全ての数字の祖たる『1』だけは例外で、他の数字を2つまで呼ぶことができる。 ウォンビックは、先ほどからこのシネから繰り出される多種多様な11種のモンスター全てに対策を練らなければならず、それが騒音と相まって強い精神的負荷=ストレスとなっていた。 「俺のターン、ドロー。(手札7)……」 「ここで〔十二方天護寺 ヤクシデラ〕の効果発動……ウォンビックはんのメインフェイズ1はスキップや。」 十二方天護寺 ヤクシデラ フィールド魔法 このカードが存在する限り、お互いのメインフェイズ1をスキップする。 相手ターンに1度だけ、お互いのプレイヤーは自分のフィールド上に存在する「時刻守」と名の付くモンスターをデッキに戻すことで、 そのカードに記されているモンスターをデッキから特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) そして、そこに追い討ちをかけるフィールド魔法、ヤクシデラ。 ソリッドビジョンによって生まれたその姿は普通の古寺といった風なのだが、 その実、メインフェイズ1を封じらるという効果があり、メインフェイズ1でモンスターを召喚してバトルフェズで攻撃する、というデュエルモンスターズの王道パターンを破壊する。 ――まあ、それはロックタイプであるウォンビックにはさほど痛手にはならないが、もうひとつの効果がウォンビックにとって難渋だった。 「俺は手札から、〔ライトニング・ボルテックス〕を発動する。」 ライトニング・ボルテックス 通常魔法 手札を1枚捨てる。 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。 おジャマ・グリーン:手札→墓地(ライトニング・ボルテックスのコスト) 「って、あ、ダメ! ブラックマイン様!」 発動はもう終わっている。 時既に遅し。 「ブラックマインはん、〔ヤクシデラ〕の効果発動や。 〔第六時刻守り シミ〕をデッキに戻して、魔法無効化能力のある〔第七時刻守り ゴウマ〕を特殊召喚。」 ヘビ顔のモンスターは、古寺に置いてあったに賽銭箱に飛び込み、寺の中からケンタウロスのように下半身が馬になったチョンマゲを結ったモンスターが出現する。 第六時刻守り シミ:フィールド→デッキ 第七時刻守り ゴウマ:デッキ→フィールド 第七時刻守り ゴウマ 光属性 獣戦士族 レベル4 ATK1000 DEF1400 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードがフィールドに存在する限り、フィールド上の「時刻守り」と名の付くカードは魔法カードの効果を受けない。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第八時刻守り ミヒツジ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 表れた和製ケンタウロスは、同胞たちに降り注ぐ電撃を刀で掃い、雷撃を受けたのはおジャマトークンだけだった。 相手ターンでも時刻守りへを入れ替えて相手の攻撃を的確にガードする、これが鵜殿の時刻守りロックだ。 おじゃまトークン:フィールド→消滅 鵜殿:LP5900→LP5600 「記憶が曖昧なようですなぁ、ブラックマインはん? 魔法を無効にする〔ゴウマ〕は午だから子・丑・寅・卯・辰・巳・午で7番め。 6番の〔シミ〕の次やから、ヤクシデラで出せるやろ?」 「カードを1枚セットして、ターン、終了。(手札4・伏せ3)」 取り合わず、そのまま終了宣言をするウォンビック。 その声と表情には疲労と焦燥がビッシリと詰まっている。 「私のターン(手札7)、〔第七時刻守り ゴウマ〕〔第十二時刻守り ガイイ〕〔第五時刻守り シンタツ〕でダイレクトアタックどすぇ。」 「ぐ、づぉっ!」 ウォンビック:LP3100→LP3000→LP2900→LP2800 たった100ポイントに過ぎないダメージだが、それでも80発叩き込めれば8000削りきれる。 ロック同士でデッキ切れを待つという気長なデュエルでは、そのダメージでも十二分に致命傷になりうる。 すなわち、ウォンビックはデッキ切れとライフポイント、共に追い詰められていた。 「1枚セットしてターン、終了どす(手札6・伏せ4)!」 ターン終了宣言と同時に、ゴウマ、ガイイ、シンタツはそれぞれ、次の数字へと変化する。 第五時刻守り シンタツ:フィールド→デッキ 第七時刻守り ゴウマ:フィールド→デッキ 第十二時刻守り ガイイ:フィールド→デッキ 第六時刻守り シミ:デッキ→フィールド 第八時刻守り ミヒツジ:デッキ→フィールド 第一時刻守り シネ:デッキ→フィールド 第六時刻守り シミ 風属性 爬虫類族 レベル4 ATK1200 DEF1200 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、大蛇トークン(爬虫類族・地・星3・攻/守1500)を1体を特殊召喚する。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第七時刻守り ゴウマ」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 第八時刻守り ミヒツジ 闇属性 獣族 レベル4 ATK800 DEF1600 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、墓地に存在する「時刻守り」と名の付く全てのカードをデッキに戻す。 このカードが相手にダメージを与えたエンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「第九時刻守り シンサル」を特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 第一時刻守り シネ 光属性 獣族 レベル4 ATK2200 DEF200 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃でき、相手に与える戦闘ダメージは100になる。 エンドフェイズ時、このカードをデッキに戻し、デッキから「時刻守り」と名の付くカードを2体までをデッキから特殊召喚する。 その後、デッキをシャッフルする。(オリカ) 「俺のターン……(手札5) 伏せカードの〔レベル制限B地区〕を発動する。」 レベル制限B地区 永続魔法 レベル4以上のモンスターは守備表示に変更される。 ウォンビックは、このターンにドローした防御系のカードを無防備に発動したが……それを許可する鵜殿ではない。 「伏せカード発動、〔ツイスター〕! それにチェーンしおして〔ゴブリンのやりくり上手〕、ついで〔重なる不幸〕ぉっ、 トドメに〔ツイスター〕・〔やりくり〕・〔重なる不幸〕の3枚を墓地に送って〔非常食〕やっ!」 ツイスター 速攻魔法 500ライフポイントを払う。 フィールド上に存在する表側表示の魔法または罠カード1枚を破壊する。 ゴブリンのやりくり上手 通常罠 自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数+1枚をデッキからドローし、 手札からカードを1枚選択してデッキの一番下に戻す。 重なる不幸 通常罠 相手のデッキの一番上からこのカードの発動時に積まれているチェーン数×2枚を墓地に送る。 同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、このカードは発動できない。 (製作協力:KOBチャット) 鵜殿:LP5900→LP5400(ツイスターのコスト) チェーンブロック チェーン5:非常食 チェーン4:重なる不幸 チェーン3:ゴブリンのやりくり上手 チェーン2:ツイスター チェーン1:レベル制限B地区 ※チェーンは後に発動した(=上から順に)処理する。 「〔非常食〕で3枚墓地に送って3000回復、〔重なる不幸〕で6枚デッキ破壊、〔やりくり上手〕で手札調整。 〔ツイスター〕で〔レベル制限B地区〕を破壊……ブラックマインはん、無駄に終わってもうたなぁ。」 鵜殿:LP5400→LP8400 ウォンビックデッキ:6枚墓地へ。 鵜殿:手札6→手札8→手札7(ゴブリンのやりくり上手の効果) レベル制限B地区:フィールド→破壊、墓地へ。 「……やっと、〔非常食〕と〔ツイスター〕を使ったか、それを待っていた。」 「………何ていうた、今?」 英語は通じていないが、ウォンビックの不敵な笑みを見れば、誰だって聞きかえす。 「伏せカード、〔融合〕を発動する。 手札の〔おジャマ・バイオレッド〕と〔おジャマ・グリーン〕を融合し、融合デッキから〔おジャマ・トラップマスター〕を召喚したい。」 融合 通常魔法 決められたモンスターとモンスターを融合させる。 トラップ・おジャマスター 光属性 獣族 レベル6 ATK0 DEF3000 「おジャマ・バイオレッド」+「おジャマ・グリーン」 1ターンに1度だけ、手札1枚をデッキの1番下に戻すことで、墓地に存在する罠カード1枚を手札に加えることができる。 現れたのは、ジャガイモのようにデコボコとした顔面に黒いマントを着たモンスター。 ロック使いということからおジャマ系のカードを使うというのは理解できるが、『不動巨人:ウォンビックが融合を使う』なんて情報は初耳だ。 「あんさん、なしてでロックデッキで、融合なんてコンボを狙ってはるの!?」 ロックデッキというのは、必然的に長期戦となり、消耗戦となることも多く、複数のカードを揃えるコンボカードを組み込むことは敬遠される。 そして、ウォンビックはデッキ枚数が多いのでコンボカードが手札に揃う確率も低いので、入れるはずが無いのだ。 このデッキタイプの変化は、部下であるトガですら初見だった。 「ブラックマイン様……いつ〔融合〕なんて入れたんですか?」 トガは、戦術の変化に戸惑いを隠せなかった。 昨日、二封気と決闘した時点では融合なんて入ってなかったし、ウォンビックはデッキ枚数ゆえにデッキ調整もそうちょくちょくできるわけでもない。 「ニ封気が楽しそうに融合を使っていたんでな、俺も久しぶりに使いたくなっただけだ。」 「久しぶり……?」 「融合おジャマはレアハンターをやる前に使っていた戦術でな。 デッキレシピも頭に入っているし、直すだけならば30分もあれば直せる。」 トガにとってはウォンビックが融合を使っていたなんて初耳だし、そもそも『使いたくなった』という理由でカードを使うことも無かった。 「……俺は〔トラップ・おジャマスター〕の効果で、俺はこのターンのドローをデッキに戻し、〔覇者の一括〕を手札に戻す!」 おジャマ・イエロー:ウォンビック手札→デッキ 覇者の一括:墓地→ウォンビックの手札 そして、これは初見ではなく、強敵との戦いごとにそうだったが、ウォンビックは実に楽しそうにデュエルしていた。 ――しかし、トガはウォンビックとはテストデュエルを幾度となくしてきたが、彼をここまで熱くさせるほどのデュエルはできたことが無い。 デュエリストを階級付ける『星(レベル)』、 星5のトガと星6の鵜殿には雲泥の差があるのは仕方ないことではあるのだが……それでも無性に、トガは自分の実力が腹立たしかった。 「カードを1枚セットし、ターン終了だ。(手札2・伏せ1)」 「私のターン、ドローどす…ッ(手札7)」 「俺はお前のスタンバイフェイズで〔覇者の一括〕を発動し、お前のバトルフェイズをスキップする。」 覇者の一括 通常罠 相手スタンバイフェイズで発動可能。 発動ターン相手はバトルフェイズを行う事ができない。 鵜殿:バトルフェイズスキップ 「デュエルモンスターズのルールでは、バトルフェイズが行われない場合、同時にメインフェイズ2もスキップされる。 このターン、お前ができるのはドローフェイズ、スタンバイフェイズ、エンドフェイズだけだ。」 メインフェイズはその名の通り、ゲーム展開の基盤を担うフェイズである。 本来はメインフェイズ2はバトルフェイズのあとにカードを出したりする補助的なフェイズだが、今は鵜殿自身の〔ヤクシデラ〕によってメインフェイズ1は封印されている。 そのため、鵜殿は結果的に2度のメインフェイズを共に封じられれ、打つべき手は存在していなかった。 「た、ターン終了どすえ。(手札7・伏せ0)」 「俺のターン、ドロー(手札3)。 このターンのドローカードをコストにして、〔トラップ・おジャマスター〕の効果を発動。 〔覇者の一括〕を手札に加え、リバースカードを1枚セット、ターン終了だ。(手札2・伏せ2)」 魔力転送:ウォンビック手札→デッキ 覇者の一括:墓地→ウォンビックの手札 「私のターン(手札8)……スタンバイフェイズどす。」 鵜殿が行うフェイズ確認を、ウォンビックは無造作に伏せカードを発動した。 「〔覇者の一括〕、だ。」 鵜殿:バトルフェイズスキップ フィールドでは1ターン前と同じ光景が再現されていた。 「む……無限ループじゃないか……!?」 鵜殿の信者の一人が、そう口走った。 ウォンビックは義務として、毎ターンドローするので、トラップ・おジャマスターのコストが尽きることはありえない。 そのため覇者の一括は何回でも手札に戻すことができるので、鵜殿のメインフェイズ1・2及びバトルフェイズはスキップされ続ける。 そのため鵜殿のターンは、ドローフェイズにドローし、エンドフェイズに手札を調整するしかすることがない……つまるところ、 鵜殿のデッキは減っていく! 一方のウォンビックはトラップ・おジャマスターのコストとして、1枚ドローすると同時にカード1枚をデッキに戻しているので、 ウォンビックのデッキは減らない! 鵜殿のデッキが何枚残っているかは関係ない! ウォンビックの消費は0である以上、僅かでも消費する鵜殿のほうが先にデッキが尽きるのは究極的に当然。 ――そう、このコンボは相手だけが消耗し、自分は永遠に消耗しない、真の意味での無限コンボなのだ! 「フンコロガシが己が排泄したフンをまた己のエネルギーにするように俺は消耗しない。 故にこの技、その名をスカラベ・ロックと名付けた。」 名付けた、って、お前が発案のコンボなのか、ウォンビック。 「負けるのか……? 姫様が……!?」 「んな……!?」 ウォンビックを苦しめていた三味線は何時の間にか止んだ。 その静寂は、まるで世界がウォンビックの勝利を認めたかのようでもある。 「まだまだ! 私のデッキには、まだ〔ツイスター〕・〔サイクロン〕が1枚ずつ眠っとりやす! メインフェイズがスキップされても、私の〔十二方天護寺 ヤクシデラ〕を破壊すれば、ロックは崩壊どすえ!」 「メインフェイズもスキップされるから、魔法カードは使えないと思うけど?」 「あくまでもスキップされ取るんわ、メインフェイズ1・2とバトルフェイズ。 速攻魔法の〔非常食〕や〔ツイスター〕なら、スタンバイフェイズやドローフェイズで発動できるで?」 ツイスター 速攻魔法 500ライフポイントを払う。 フィールド上に存在する表側表示の魔法または罠カード1枚を破壊する。 サイクロン 速攻魔法 フィールド上に存在する魔法または罠カード1枚を破壊する。 普通ならばデッキにここまで対抗カードがあるわけもないのだが、そこは流石の1500枚デッキ。 既に鵜殿はツイスターをこのゲーム中に2枚使っているのだが、汎用性の高い魔法・罠の除去ツールをフル装備していたらしい。 「……ほお。」 「姫さん、あんた、××××だわ。」 「……何?」 トガは何時の間にか余裕を取り戻し、腰に両拳を当て、ふんぞり返っている。 「あんたのデッキはまだ1300枚もあるカードの中から2枚だけしかないカードを引けるわけ無いでしょ?」 「ほ、ほ、確かに、引くまでに20~30ターン掛かるかもしれへん、 せやけど、それでもブラックマインはんのデッキよりは多くの枚数を残せる自信はありおすえ!」 はあ、とため息をひとつ吐くトガ。 「あのねぇ? ブラックマイン様のデッキにあと何枚の魔法カードを無効にするカードがあると思ってるの?」 ……あ。 「ブラックマイン様のデッキは残り40枚で、魔法を無効にするカードは2枚以上確実に有る。 そのカードを引いたらそれを伏せて、別のカードをデッキに戻して〔トラップ・おジャマスター〕の効果を使えばいい。 むしろ、今伏せてあるカードが魔法無効カードである可能性も高い……あんたがまだ勝てる気だったら、よっぽど脳味噌が×××ってるとしか思えないわ。」 「それでも……それでも、私は諦めへん! なんとしてでも……ブラックマインはんの耳は、私が頂きおす! 手札を6枚に調整して終了!(手札6)」 諦めず、真っ直ぐな瞳をウォンビックの耳へと向ける鵜殿。 「ドロー(手札・2)、〔トラップ・おジャマスター〕の効果でカードで〔覇者の一括〕をサーチ。 そしてカードをセット、終了だ。(手札2・伏せ2)」 おジャマ・ブラック:ウォンビック手札→デッキ 覇者の一括:墓地→ウォンビックの手札 「私のターンや、ドロー(手札7)! ……そうや、これがあったんや! 逆転や! ブラックマインはん! 魔法カード発動! 〔非常食〕! 発動した瞬間、コストとして〔十二方天護寺 ヤクシデラ〕を墓地に送るで!」 十二方天護寺 ヤクシデラ:フィールド→墓地へ 絶望と希望は、中国の陰陽(インヤン)のように、異なる物でありながら片方だけでは存在し得ない。 特にデュエルでは、ひとりが絶望を捨てることができれば、その相手がその絶望を拾わなければならない。 「……××××! 〔ヤクシデラ〕が墓地にッ!」 「………伏せカード発動、手札の〔おジャマッド〕を捨て、〔マジック・ジャマー〕だ。」 非常食 速攻魔法 このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。 マジック・ジャマー カウンター罠 手札を1枚捨てる。 魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。 「無駄どすえ! ブラックマインはん! このカードは発動した瞬間、コストとしてカードを墓地に送りおす! 例えば、〔死者への手向け〕の発動が無効にされたとしても、捨てた手札コストが戻らないのと同じで、 効果が無効にされただけでは、墓地に送った〔ヤクシデラ〕は戻らないぃ!」 これは当然のルールであり、マジック・ジャマーで無効にできるのは、非常食のライフ回復効果だけである。 鵜殿の宣告が野山に駆け巡る中、後半へ続く! 前へ戻る。 次へ進む。 遊義皇トップへ 小説置き場に戻る
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Break Card WIZ-DOM 2F/2C ミスティック♀/スチューデント♀ 3/(3)/3 このカードがセットされた場合、≪あなたの任意の、あなたのダメージ置き場または捨て札置き場にあるプロジェクトカード1枚≫を、あなたのデッキに戻す。その後、そのデッキをシャッフルする。 No.3683 Rarity UC Illustrator のり太 Expansion 約束の世界 カード考察 CIP能力で捨て札・ダメージ置き場のプロジェクトを回収することができるが、 回収先は手札ではなくデッキなので回収性能としてはイマイチ。 多くの2段ブレイク同様、上段になることで初めて真価を発揮するので、素早くにつなげたい。 ○関連カード 無限の魔女“スヴェア・ノルシュトレーム”
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《スターサファイア》 No.014 Character <第一弾> GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1) 種族:妖精 貫通 (自動γ): 〔このキャラクター〕が戦闘で相手キャラクターを決死状態にした場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て「サニーミルク」1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。その後、デッキをシャッフルする。 攻撃力(4)/耐久力(1) 「気付かれたら頭しか残ってなかったかもよ」 Illustration:SHO コメント 三月精その2、星。 低ノードながらかなり攻撃に偏ったスペックを持つ。 耐久力が非常に低いが、貫通を所持し攻撃力が4と高めでグレイズも低い。 4ノード帯くらいまでのキャラクターならば防御されても大抵決死状態に出来るので最悪でも相打ちとなる事が多く、その場合は(自動γ)がある為一応アドバンテージを失いづらい。 蓬莱人形/1弾のようなキャラクターで防御されてもダメージが通り、その軽さもあって攻撃性能はかなり優秀。 さすがに場持ちは期待出来ないものの、その極端なスペックから転生術との相性が良く、戦闘中に干渉でセットする事で後続のスターサファイア/1弾を場にアクティブで出しさらなる追撃が可能となる。また同様の理由で呪精/5弾との相性も抜群。 神術「吸血鬼幻想」のような戦闘補正カードとの相性も良く、小型速攻デッキでは主力アタッカーとして単体で十分採用圏内に入るキャラクターと言えるだろう。 後にスターサファイア/9弾が登場したが、あちらはうって変わってバランス型の戦闘力になった。場持ちの良さと速攻を新しく得たものの、貫通は持っていないので極端な戦闘力に用がある場合はこちらが優先されるだろう。 スターサファイア/12弾が登場するまで種族:妖精で最高の攻撃力を持っていた。 サニーミルク/15弾で場に出せるキャラクターの中で最も攻撃力が高い。 収録 第一弾 Revision Package Based Starter スターターデッキ地 関連